本夜会の本データベース

東京と岡山を繋いで開催される本夜会。このブログは飽くまで、参加してくださった方向けに、当日紹介された本と盛り上がったお話をかいつまんで文章にしております。内容の薄さ濃ゆさは主催者の独断で決まっておりますが、ご了承ください。

47都道府県女ひとりで行ってみよう

 

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

 

 活字が苦手な方から。

読書のきっかけは、高校のときの友人にブックカバーをプレゼントしてもらったことから。

 

折角もらったのだから、カバーするべき本を手に入れて読書しなきゃ!と本屋へ行き手に取ったのがこちら。

 

ミリさんは、大阪出身だけど東京に引っ越すときに、「関西弁をしゃべる女」だとカテゴライズされたくないので、関東弁というか東京訛りというか、とにかく関西弁を抑えていたそう。

 

方言についてと人とのつながりに視点を置いて書かれている。

ひとりでどこかへ行くと、期せずして地元のおばあちゃんに話しかけられたりして、それがいいな。

写真も楽しい本。

 

佐賀県の三大お稲荷さん(祐徳稲荷神社)にいってみたい!

 

 

47都道府県を行ってみようっていう発想って、この辺(岡山)だと生まれにくいかも、という意見も出ました。

最短ルートわからないし。ルートがいろいろあって、考えるのが時間かかる。

距離感がわからない。

確かに普段電車の線なんて1・2本だし、車で移動してたら、意外と旅程の立て方が未知数な感覚になるかも。

関東圏の人の発想だなーなんて話も出たのでした。

 

 

ノルウェイの森

 

ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)

ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)

 

 

紹介者さん、ディスりながらも、5~6回読んでる。

簡単な文章だけど、たとえばほかの人なら3行くらいかけて言葉にするところをシンプルに表わしているいい文章。

読中はずっとつまらないなと思いながら、最後に何とも言えない虚脱感や、学生時代の4月5月のそわそわした感じ。

 

何回か読んで年取ってくるとわかってくるものがある、とのこと。

 

 

 

 

翻訳教室 (朝日文庫)

翻訳教室 (朝日文庫)

 

 さらに柴田元幸さんの、翻訳じゃない文章が村上春樹を彷彿とさせる。

 

 

 

停電の夜に ジュンパラヒリ

 

停電の夜に (新潮文庫)

停電の夜に (新潮文庫)

 

 

 インド系の作家さんの本。

小説は英語で書いてる。

アメリカに住んでるインド人のストーリーが多い。

何とも言えないいい感じの寂寥感、叙情感がある。

この作家さんには1冊目からひと読みぼれされたそう。

40歳でなぜかイタリアへ行って、そこからイタリア語で小説を書く!と決める。

 

小川高義さん

難しい言葉を使わずに細かい心情を表す。

小川高義さんの翻訳裏話はこちらで。

 

翻訳の秘密―翻訳小説を「書く」ために

翻訳の秘密―翻訳小説を「書く」ために

 

 

 

 

 

インド人の語学力がすごい。

仕事でかかわったインド人が日本滞在3か月で、流ちょうな日本語。

魔法のコンパス 西野亮廣

 

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

 

 みんなで楽しいことしよう!そのために何する?

古本を売るけど、飽くまで売っている人を売る!

時代に合わせる努力がすごい。

人工知能とかビッグデータとか、それが楽しいの?

っていう問いかけ。

 

 

 

いま世界の哲学者が考えていること

 

いま世界の哲学者が考えていること

いま世界の哲学者が考えていること

 

 

ピケティ

経済成長と投資の成長。投資のほうが成長が著しい

資本主義は成功しただけにいつかなくなるんじゃないかという仮説(シュンペーター

今週末の倉敷で開催予定の哲学カフェに備えて、予習中。

 

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

 

 似てるやつ。

BEAMS EYE on KOBE ビームスの神戸。

 

 

 

BE A GOOD NEIGHBOR ぼくらの岡山案内。

BE A GOOD NEIGHBOR ぼくらの岡山案内。

 

 にインスパイア(笑)

ちなみに、こちらの本を参考に街歩き、はじまってるようです!

スタンプラリーみたいに日付と「お店の人のサイン」をもらってる参加者がいるそう(笑)

 

よその人から見た神戸の「いいよ!」っていうところ。

行ってみたくなったのは、フランスパンのお店「ビゴの店」、「灘の炭酸温泉」。

参加者さんのおすすめは、神戸の「一貫樓」

 

優しいあかりにつつまれて たかいちづ

 

優しいあかりにつつまれて

優しいあかりにつつまれて

 

 

軽々しく「お気持ち察します」もちがうなあ。

 

阪神淡路大震災東日本大震災で、お子さんを亡くした

ふたりのお母さん達による作品。

 

絵と文であふれ出る家族への想いに、心が温かくなります。