原民喜
昭和
非常に幻想的・空想的な感じの文章を書く人だそう。
代表作はこちら。
先輩方世代は教科書で読んでいるらしい。
原民喜自身、広島で被ばくしている。
死者の無念さを残すのが自分の使命だと感じ、本を書き、詩を遺した。
その筆致は不思議で、優しいものらしい。
紹介者さんが、「自分が弱いからこそ弱い人に寄り添えるのかな」
と評伝を読んで分析した。
というのも、
原民喜はおぼっちゃま育ち。
ネットスラングで言うコミュ障らしい。
遠藤周作(と、年下の女性(ご存命)の計3人で)と長く親交があったことも、
紹介者さんの興味を引いたところだそう。
また、女性との関係も男女関係ではなく、
兄弟のような、見守るような関係だったところが愛らしい。
45歳の時、鉄道自殺であえなくこの世を去る。
遠藤周作は自信の日記の中で、原民喜の死に方を美しいと称えた。
遠藤周作が、『イエスの生涯』など作品でモデルにしてるのは原民喜だったのでは。
原民喜の 生涯・紡いだことばの美しさは、涙を誘うかも。