本夜会の本データベース

東京と岡山を繋いで開催される本夜会。このブログは飽くまで、参加してくださった方向けに、当日紹介された本と盛り上がったお話をかいつまんで文章にしております。内容の薄さ濃ゆさは主催者の独断で決まっておりますが、ご了承ください。

坂の上の雲

 

新装版 坂の上の雲 (8) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (8) (文春文庫)

 

 自分を何度も奮い立たせながら

1年半かけて読み切った…!そうです。

本夜会でもたびたび登場する司馬遼太郎作品に共通するように、

さらっと読ませない文脈、という感想が印象的でした。(笑)

主な感想ポイントは… 

①とにかくネチネチ

日本が弱いところについてはネチネチ書く

2~3巻かけてネチネチちまちま書く

 

②長い

陸軍が長い

陸軍が嫌いになるくらい長い

とのこと。

これから読む人は覚悟ください。(笑)

 

他にもこの作品の苦みを味わうところは、

乃木将軍が嫌いになっちゃう

部下がすぐやられる⇒補充する⇒やられるが辛い

 というところ。

 

 

手にしたきっかけは

祖父からの「20歳の時に人生の節目で読んだら人生観変わる」と勧められたことから。

おじいちゃんのお勧めよろしく、

若者がキャリアアップする姿に元気をもらえるとのこと。

また、戦況が図示されているところは興味深くお気に入りのポイントだそうです。