本夜会の本データベース

東京と岡山を繋いで開催される本夜会。このブログは飽くまで、参加してくださった方向けに、当日紹介された本と盛り上がったお話をかいつまんで文章にしております。内容の薄さ濃ゆさは主催者の独断で決まっておりますが、ご了承ください。

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

 

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

 

 今の時代を把握するのに欠かせない、落合陽一。

落合陽一氏の提唱する「デジタルネイチャー」

デジタルネイチャーとは、「コンピュータと非コンピュータリソースが親和することで再構築される新たな自然環境」として捉えられる世界像である。 

Weblio辞書

評論家・宇野常寛氏が代表を務める『PLANETS』から出版された新刊です。

たしか本夜会では「これから読むシリーズ」として紹介されていたと思うので、

出版のバックグラウンドについて。

宇野常寛氏は朝日新聞デジタルの取材で、

――すでにとてもよく売れていますが、理解することがかなり難しい内容です。今回の本を、落合さんの言葉を少しかみ砕いて編集することは考えなかったのですか。

 

宇野 かみ砕いた本は、大手の出版社がやればいいと思っています。例えば、箕輪厚介さんがやればいい(注:箕輪さんは同じ落合さんの著書『日本再興戦略』を担当した幻冬舎の編集者)。箕輪さんは、注目のメディアアーティストから、この数年で若手を代表する「総合知識人」へと進化した落合陽一の「大衆向けマニフェスト」を読みやすくまとめた。あれはとても意味のあることです。

一方で、僕はアップデートした落合陽一の「質」を世に出して、10年、20年後も読み継がれ、翻訳されてグローバルに発信できる主著をまとめることを目指しました。いわば役割分担ですね。

『デジタルネイチャー』は、20年後も読み継がれる落合陽一の主著になる 宇野常寛さんインタビュー - 朝日新聞デジタル&M

とコメントしているように、まずは落合陽一の提唱を世に出す一助として出版されたようです。

編集にはすごく苦労されたということもあり、読みごたえがありそうです。

 

(私も読んだら、更新します。)